不動産売買 物件調査 〜境界標はどこだ!〜

最近は気持ちの良い(まだ暑すぎ?)秋晴れが続きますね!

こんな天気の良い日は、契約を控える不動産の現地調査日和でもあります(^ ^)

物件の調査は、売主様・買主様双方にとってトラブルの無いよう、気持ち良く、安心してご契約いただくためにとても大切な仕事です。

市役所や法務局、水道局などを周り、様々な調査を行いますが、調査の中でもとにかく大事なのが、やはり「現場」なのです。

いくら役所や法務局の資料が揃っていても、実際にはどうなっているのか、土地の境界はハッキリしているのか、隣地との越境物は無いのか、保存資料との間に相違は無いのか・・・など挙げたらキリがないほどです。

特にトラブルの種になりやすいのが、土地の境界・越境問題です。

比較的新しく開発・造成・区画整理などが行われた土地ならそう難しくは無いですが、そうではない土地だと、まずは隣地との境界を示す境界標があるかどうかが問題です。

そして今回契約するのは、恵庭市の市街化調整区域にある土地ということで、初回から妻にヘルプを要請して2人で向かいました。

見るからに苦戦しそうな土地です。。

ただ、昭和53年に作成された測量図には、コンクリート標が4箇所に設置されているとのこと。

今回のミッションは、その境界石を見つけ出し、簡易測量をして、測量図と照合することです。

現地調査7つ道具を持って、測量図から設置箇所に目星を付けて掘削開始!

道路側の2箇所は簡単に見つかりましたが、奥側の2箇所がなかなか見つかりません。

いくら掘っても見当たらず、汗だくの僕に大量の蚊がまとわりつき出したのを見かねた妻が交代を申し出てくれました。

(ありがたいけど、そんな簡単に見つからないよ。そんな買い物に行くような格好で見つかるものではないよ。少し休んだらまた交代しよう)

 

 

あった!!

嘘ぉー!

 

 

損傷が激しいですが、確かにこれは境界石。そして先端部が折れていて、僕が調べていたところから数メートルもずれている場所に。

「なんでこんなところを調べたの?」

「直感。」

次回からは最初からお願いしよう、と心に決めた、そんな充実した1日でした。

 

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