なんだか難しい言葉が並ぶタイトルになってしまいました(^_^;)
先日、取引した土地の隣地の所有者に連絡をしたいことがあったのですが、
見るからに空き家、それも空き家になってかなりの年数が経っているのが明らかな状態。。
これは一筋縄ではいかないなと覚悟を決めて調査スタート!
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あらゆる手を尽くしましたが、(やっぱり)所有者にたどり着くことができず。。
ただどうしても伝えたいこと(正確には、伝えたことにしたいこと)があったので、
タイトルにある「公示送達」という方法をとりました。
この制度は、意思表示を相手方に到達させたいが、相手方が誰であるか分からない、所在が分からないという場合に、その意思表示を到達させるための手続きです。
相手方の最終住所もしくは表意者住所管轄の簡易裁判所に申し立てを行うことになるため、札幌簡易裁判所に行ってきました。
窓口で対応してくださった方がとても丁寧で、スムーズに手続きを終えることができました(^^)
このあと公示送達の許可がおりれば、裁判所掲示板への掲示、併せて区役所掲示板に掲示されたのち、2週間経過したときに効力が生じます。
どんどんと増えていく所有者不明の空き家空き地問題に対応するため、少しずつ法律も改正されている流れはあるものの、いまだに問題解消の起爆剤になるような内容ではありません。
ただ文句を言っていても始まらないので、利用できる制度や法律の勉強は欠かさず行い、今できることを最大限やっていこうと思います☆