新年度ということで、売却活動をしている物件の評価証明書取得のため千歳市役所に行ってきました!
評価証明書とは
評価証明書は、固定資産課税(補充課税)台帳に登録されている固定資産(土地・家屋)の所在地や面積、評価額等を証明するものです。
不動産売買を行ううえで、税金や登記費用の算出、土地建物価格内訳の決定などに使用します。
この評価額は3年毎に「評価替え」が行われます。これは資産価格の変動に対応し、評価額を適正な均衡のとれた価格に見直す作業のことをいいます。
そして令和6年度は、評価替えが行われる基準年度にあたるので、取得後どれくらい変動しているか早速チェックしてみると、
かなり上がってました!!
ただ、この評価額というものは、一般の方からするとあまりなじみがなく、実感が湧かない方がほとんどだと思うので、評価額上昇がもたらす影響を考えてみました☆
1. 資産価値の増加: 不動産の評価額が上昇すると、所有者の資産価値も増加します。これにより、所有者は資産の価値が増し、財政的な安定感が増すことが期待されます。
2. 資産担保価値の増加: 不動産は一般的に担保として使われます。評価額の上昇により、不動産を担保とするローンの担保価値も増加します。これは、所有者がより有利な金融取引を行うことを可能にします。
3. 投資価値の向上: 不動産投資家にとって、不動産の評価額の上昇は収益を増やすことが期待されます。資産の価値が上がれば、売却時により高い利益を得ることができる可能性があります。
4. 地域経済へのプラス影響: 不動産市場が活性化すると、地域経済にもプラスの影響があります。不動産取引や建設活動の増加により、雇用機会が増え、周辺産業にも波及効果が生まれることがあります。
5. 税金の増加: 不動産の評価額が上昇すると、固定資産税や地価税などの税金額も増加する可能性があります。これは地方自治体にとっては税収増加となりますが、所有者にとっては負担増となる可能性があります。
6. 住宅価格の上昇: 不動産市場全体で評価額が上昇すると、住宅価格も上昇する傾向があります。これは、住宅を購入する個人や家族にとっては住宅購入のコストが増加することを意味しますが、不動産を所有する投資家にとっては良いニュースです。
7. 富の再分配: 不動産の評価額の上昇は、不動産を所有する富裕層や投資家にとっては資産の増加を意味します。一方で、不動産を所有していない人々や低所得者にとっては、住宅価格の上昇による住宅の入手難易度が高まり、財政的な負担が増す可能性があります。
8. 地域社会の変化: 不動産の評価額が上昇すると、地域の社会構造や文化にも影響が及びます。高額な不動産価格により、特定の地域が高所得者や外国人投資家などによって購入され、地域の人口構成やコミュニティの特性が変化することがあります。
9. 建設活動の増加: 不動産の評価額が上昇すると、新規建設やリノベーションなどの建設活動が増加する傾向があります。これにより建設業界や関連産業への需要が増し、経済全体にプラスの影響を与えることが期待されます。
10. 不動産バブルのリスク: 不動産の評価額が急激に上昇し続けると、不動産バブルが形成されるリスクがあります。バブルが崩壊すると、価格が急落し、経済全体に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
以上、ざっと挙げてみたところで本日のまとめ!
『良いこともあれば悪いこともある( *´艸`)』
最後までお読みいただき、ありがとうございました~(^^)/