住宅ローン減税で所得税が安くなる!正しい確定申告 ~計算明細書の記入編~

前回のブログでは、お得な住宅ローン減税を受けるにあたり、制度の概要説明と、確定申告をするための必要書類をご案内しました。それを踏まえて今回はいよいよ実際に計算明細書や申告書に記入していく方法を解説していきます。

必要書類が揃っていれば難しいことはないので、ここで解説する順番通りに確実に行えば大丈夫です!

~☆必要書類と取得方法は前回のブログをチェックしましょう☆~

計算明細書に、売買代金やローン残高を記入する

建物や土地の購入代金とローンの年末残高を書き込む

国税庁のHPから入手した計算明細書(一面)から記入していきます。

まずは『1 住所及び氏名』を記入し、その下の『居住開始年月日』に実際の開始日を記入します。

そして上記画像の赤枠・矢印部分に数字を下記の通り記入していきます。

① 取得した価格を家屋と土地に分けて記入 ※参照書類「売買契約書」

② 家屋と土地それぞれの面積を記入 ※参照書類「登記事項証明書」

③ 基本的には①で記入したものと同じ価格を記入

④⑤ ローン残高を記入 ※参照書類「年末残高証明書」

ここまで出来たら、同じ計算明細書の二面に移ります。

年末残高×1%の額を記入する

ここでも最上部の「氏名」から記入します。

そしてまた、上記画像の赤枠・矢印部分に数字を下記の通り記入していきましょう。

① 先ほど一面の⑤で記入した数値を記入

② 控除額1%を掛けた数値を記入

 ※「特定取得」とは費税が8%または10%の税率で計算されているときの住宅の取得等のことをいいます。個人間売買などで、非課税取引の場合は特定取得に該当しないため、赤枠内の下段に記入します。

これで計算書の二面はOKです!ここまで出来たらまた計算書の一面に戻ります。

① 二面の【18】欄に記入した数値を記入

② 要するに丸をする→翌年以降は会社で処理を依頼

※サラリーマンの場合は、入居の2年目以降は年末調整によって、自動的に会社で控除処理をしてもらえます。ここにマルすることで交付される控除証明書を勤務先に提出することで控除手続きは済みます。

 

これで計算明細書の記入は完了です!なんか一見複雑そうに見えて敬遠しがちですが、やってみると簡単だったと思います!

次回は、このシリーズ最後の確定申告書への記入編です。このステップで減税金額まで算出できますので、最後まで一緒に頑張りましょう(^^)/

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