11月30日に、2020年国勢調査の確定値が公表されました。
そもそも国勢調査とはどういったものなのかというと、、
統計法という法律に基づいて、5年に一度行われるもので、
・人口動態
・男女の別
・出生の年月
・就業状態
・従業地や通学地
・世帯員の数
・住居の種類
・住宅の建て方
などを調査し、各種行政施策などの基礎資料を得ることを目的としたものです。
アメリカや中国、韓国、タイ、インドネシアなど世界各国でも行われており、
日本では大正9年(1920年)から行われていて、今回で調査開始後100年を迎えたことになります!
人口の動きや、世帯、住居の種類などの調査項目があることから、
不動産業界にも影響が大きいものなので、結果はやはり気になります。
結果を要約すると、
【外国人含む総人口】→1億2614万6099人(前回から約94万9千人(0.7%)減少)
総人口の減少は、調査開始以来初となった前回調査に続いて2回連続
【道内の人口】→522万4614人(約15万7千人(2.9%)減少)
【道内の年代別割合】→15歳未満が10.7%(過去最低)、65歳以上が32.1%(過去最高)
【道内で人口増の都市】→札幌市、千歳市、恵庭市、江別市、東川町、ニセコ町、倶知安町、占冠村、赤井川村、鶴居村、上士幌町、留寿都村の12市町村
よく耳にする「少子高齢化」も、こうした数字を見ると改めて、歯止めがかからない現状を思い知らされます。
高齢化に目を向けると、道内における65歳以上の割合が、調査後初となる30%超となり、中には50%を超え「限界集落」ならぬ「限界自治体」化が進んでいる地域もありました。
安全確保や経済対策など、国がとるべき施策は山のようにあるかとは思いますが、ただの小さな小さな一つの不動産会社である私にも、できることはあるはずなので、常に学び、考え、できることを最大限やっていこうと思います(^^)/